胃の内視鏡検査

午前7時半、家を出て、電車で病院に向かった。検査予定時刻の1時間前に到着。

受付を済ませて、待合室のテレビを見ていた。昨晩6時から何も食べていなかったので

お腹はペコペコ、昨晩9時から水分をとっていないので、喉はカラカラ状態。

もちろん前日からアルコールの入ったものは一切口にしていない。

検査室の前室で「リラックス呼吸法」という冊子を見せられ

「これなんですか？」と聞いたら、「検査時に苦しくならない方法です」

検査後、この言葉の意味を知ることとなった。

「○○さ～ん」と名前を呼ばれ、検査室に入った。検査技師の男性2名と看護婦2名

「まず検査台に座って下さい」　と言われ、白濁したゼリーのようなものを飲ませられた。

そして横向きに寝ると、徐々に喉の感覚がマヒしてきていた。

マウスピースのようなものを渡され、軽く噛んでスタンバイ。

内視鏡を口から突っ込まれ、喉の奥あたりで2回嘔吐し

苦しすぎて涙が出てきたが、途中で止めるわけにもいかないようで

「すぐ終わりますから、我慢しててくださ～い。

鼻から息を吸って、口で吐いてください。ツバは飲み込まないで」と言われるが

パ二くっている頭にその声は薄らとしか聞こえてこなかった。

そして・・・5分間の拷問が終わった。まさに拷問と表現して間違いない。

異常がなければ、もう2度やりたくないと思う検査だった。

結果は来週。組織を一部採取したそうなので、原因がこれできっと判明する。